Top > ママのきもち > わたしのきもち > 天国から地獄
この世の痛みとは思えない陣痛を味わい、我が子と対面する「その時」を楽しみにしていた2月2日。
この日は、本来なら喜びに満ち溢れた日になるはずだった。
産まれて半日も経たずして、娘の容態が急変。心臓に障害があるかもしれないからと、娘だけ大学病院に救急車で搬送された。
天国から地獄に突き落とされたような絶望的とも言える不安、悲しみ、怒り、全ての感情が複雑に絡み合って、なんとも形容しがたい気持ちでいた。
大部屋では、赤ちゃんが生まれた喜びで満ち溢れた空気が漂っていた。
楽しそうな談笑が聞こえる。当然だ。大部屋なんだから。
「授乳の時間です。お母様方は授乳室に来てください・・・」
院内放送がかかると、同室のママ達は嬉々として授乳室に向かっている。
私は。
赤ちゃんは別の病院に搬送されたので当然一人入院だ。
オッパイを吸ってくれる赤ちゃんがいないから、一人で授乳室に搾乳しに行っていた。
今こうやって思い出しても、涙がこぼれそうになるくらい、すっぱい記憶だ。
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