人生は研磨剤

2006年07月03日

世の中には、ええ?と思うほど、優性思想の方がいらっしゃいます。
嘆かわしいことです。
いろいろな考え方があって当然であり、人の心の中は自由であることを前提にお話します。


優性思想を否定するつもりはありませんし、そうお考え頂いている方は、そうお考えいただいて一向に構いません。しかしながら、障害児を持つ私たちの生き方に対して、自分の考えを押し付けるということは、言葉の暴力に他なりません。まったくもって、大きなお世話なのです。


「こうあるべき」、というのは、自分自身で勝手に作り上げた鎧です。
そうあるべきであるなら、ご自分がそうあるべきであって、他人はそうあるべきではありません。


また、幸せの定義も人それぞれに違います。
障害児がいると不幸だとお思いならば、そう思われていても、私は一向に構いません。
下の子に対して負担がかかるとお思いであっても、そう思われても構いません。


障害者が身内にいるために、人生が狂わされたといった思考は、自分のままならない状況を障害者に責任をなすりつけていることと同じです。


私の観点から言わせて貰えば、
障害者を持つ家庭が不幸かと言えば、答えはNOです。
これははっきりと言えます。


もちろん、つらいことだってあるでしょう。
ですが、思いもよらない「負荷」がかかるということは、その負荷に耐えた分だけ幸せが待っているということ。
負荷がかかって、さまざまな体験ができる。


この「体験」こそが、人生において重要な意味を持っていると私は考えています。
人は悲しみや苦しみを体験して初めて優しくなれます。
人生の黒い部分を知って、初めて白の美しさに目覚めるのです。
さまざまな体験を経て、失敗を繰り返すことで自分に自信をもち、最終的には自尊心に繋がると考えています。


下の子は、お姉ちゃんがダウン症だという宿命を持って生まれてきたわけであり、その宿命を選んで生まれてきたのだと私は思っています。信じない方は信じなくて結構です。人は皆、自分が生まれた環境を「選んで」生まれてきたということを忘れてはなりません。


父が言った言葉を思い出します。


「なんで、この子ばかりこんなつらい思いをするんだ」


傍から見ると、そう思われても仕方のない人生です。私の人生は。
だけど、なんだかんだで楽しんでるんですよね。


私をはじめ、私の家族は、さや姉さんのような特別な子を授かったことにより、これから様々な体験をするでしょうし、もちろん、苦しいことや悲しいことだって待っている事と思います。


ですが、これから待ち受ける苦難は、魂をよりいっそう磨く、研ぎ石。
ダイヤの原石は、そのままでは美しくともなんともありませんが、研磨することで美しく輝く。
魂だって同じ。


より美しくなった魂になって、この世を去りたいというのが私の最大の課題です。


ですから、どんなに汚い言葉をかけられようとも、それは私にとって格好の研磨剤になるということをお忘れなく。
研磨剤を与えてくれてありがとう。


あなたのおかげで、私はまた成長することが出来ました。

わたしの似顔絵(笑)最後まで読んでくれてありがとう♪
主婦人気blogランキングブログランキングranQ
応援してもらえると、すごーく嬉しいです^^

投稿者 北京ダック : 2006年07月03日 13:33 | EDIT | このエントリーを含むはてなブックマーク  このエントリーをはてなブックマークに追加

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コメントありがとう

目に見える障害や、手に取れる物質的なものでしか価値や幸せを判断できない…。それしか出来ない人は世の中に沢山居ます…残念ながら。そうです、とても残念なことです。かわいそうな人たちだと逆に私は思います。

身体的に目だった障害がなくても、平気で人の気持ちを傷つける、心に障害を持った人もいるのです。心に障害を持った人は、自尊心を自分から奪っていってる事も知らず、本当の意味の幸せを知ることもなく、ただ、目に見える物質的なことでしか人にも自分にも価値を見出せない、かわいそうな人です…。自分がそうでなくて幸せだ、と思って良いのではないでしょうか…。本当の人の価値、命の価値、幸せ、それらを気付かせてくれている特別な家族がいることに誇りを持って良いのです。

試練や苦難を最初から避けて通るだけの後ろ向きな人生から、どうやってダイヤモンドのような輝きが放たれるでしょうか?
心無いコメントを平気で出来る人からは、そんな輝きは感じられません…。試練や苦難から決して顔を背けるのではなく、その機会を自らの手で心で、素晴らしい経験に変えて、自分を高めて成長させていくときにこそ、誰にも否定できない美しい輝きが自分に満ち溢れて、家族と共に至福の喜びと幸せをかみ締めることが出来るのでしょうね…。

人は人。人の価値観で自分や家族の幸せを図ってほしくはありません。他人は所詮自分を幸せにはしてくれない。自分の幸せには自分しか責任を持てない。でも、一度しかない人生だからとことん幸せになってやろう…。他人が自分を哀れもうが罵ろうがそんなことに傷ついている時間がもったいない…。自分の自尊心を奪うことは誰にも出来ないのです。

ダックさん、キラキラ光ってますよ。これからも自信を持って子育て頑張ってね!

投稿者 ますみ : 2006年07月03日 16:19

ダックちゃ~ん、本当にそう思うよ~。
鳥肌が立った、胸が熱くなったよ~。

本来障害も何もないさやちゃんの魂が
敢えて負荷のかかる状態を選んで生まれてきた事にも意味があるだろうし、
またそういった子供を育てようと計画を立てた
ダックちゃん(&父)でもあるのだろうと思う。百合ちゃんも、肉を借りて生まれてきても、彼女には彼女の人生計画がある。


子供は親の所有物ですか?


子供の可能性を、たとえばその陳腐で薄っぺらな
人生論に当てはめて生かせていこうとするような
ダックちゃんなら、こんなハードな人生計画は
無茶ですよね。
というか計画の段階で却下されてるでしょう(笑

私も、一緒に研磨剤利用させてもらってます。
ダックちゃんに出会えて(といってもネット内だな)
いい経験させてもらってます。
心無い人間がいると、激しく噛み付く悪い癖も
最近余裕が出てきた。もちろん日常、私自身の事であってもです。

うん、確かにありがとう♪研磨剤!
ダックちゃんもある意味、研磨剤です。
切磋琢磨という意味での。


 

投稿者 だるこ : 2006年07月03日 20:51

まあまあ、そう熱くならないで。
熱弁をふるえばふるうほど「イタイ」ですよ。
ここにコメントする人たちも、いわゆる「同じ穴のムジナ」だから
「感動」したり「鳥肌が立った」りするんだろうけれど、私は違う意味で
「鳥肌が立ちました」。あわあわ。

投稿者 りかこ : 2006年07月03日 21:44

★ますみさん
ありがとうございます。
この気持ちをわかったいただけただけで、嬉しいです。
これからも、休みなき子育て、がんばりますよ~^^


★だるこさん
いえいえ、こちらこそ、だるこさんにはいろいろとお世話になってます^^
ほんと、近いんだし、いつかお会いしましょうね♪

投稿者 ダック : 2006年07月03日 23:56

うちの子には障害は無いですが、とってもかわゆい、さやかちゃんとユリちゃんに惹かれて、ここのブログを楽しく読ませていただいています。同じムジナだか境遇だかってこだわっている、お馬鹿ちゃんがいますが、よほど性悪な両親に育てられたんでしょう。

投稿者 るみ : 2006年07月03日 23:59

色々人の考えはあるね~
自分の人生。信じたものに向かって手探りで頑張る、または自然体でいる!(理想なんだけどさ・・・)
いい意見もそうでない意見も受け入れて行こうでないの!!
少なくとも自分は「毒レス」する奴にはなりたくないしぃ
おおっと!これ以上は止めとこか
これからもどんどん意見交換・情報交換しよ~♪

投稿者 はかまさ : 2006年07月04日 06:49

自分がいわゆる障害児の親になってみると分かる事っていっぱいあって、私自身、まだ偏見持っているとこ見つけたり、子供のことで卑屈になりそうな時、ああ~まだまだだなぁ~もっと成長しろよ~自分。。なんて思う事もしばしば。
最初から障害児生もうなんて思ってるわけじゃないから、そうなってから色んな覚悟を決めていくのに、時間がかかる。
それを知らないのに簡単に否定したり、打ちのめす事を言えるのは、浅はか過ぎると思いますよ。
いろんな人がいるから、いろんな意見もあると思うけど、前に進む努力をしている人たちに、砂をかける権利はあなたには無いはず。
もっと広い視野で、世の中を見て欲しいなぁ。
どんな子供でも、自分の子供はかわいい!!と親が思うのは、ふつうの事です。

投稿者 りた : 2006年07月04日 11:06

★るみさん
お、ここにも隠れファンが♪なぁ~んて、言っちゃって良いのかしら^^;
定期的にこういうのが沸いてくるので、ある程度はいた仕方ないかな・・・なんて諦めの心境です。


★はかまささん
いろんな意見と言うより、こちらに寄せられるアンチコメントは、イヤガラセと確信しています。
妬み嫉み、そんな感じではないかと。


★りたさん
自分が経験して初めて、こういったことの意味を知るんだと思います。
思いやりは想像力だと美輪様が仰っておられますが、まさにそのとおりだと思います。

投稿者 ダック : 2006年07月04日 17:12

なーんか、定期的に人を不快にさせるコメントが出てくるって感じですよね。私はダックさんの所をはじめ育児のブログを見るのが、好きです。私よりずっと若いお母さんががんばって子育てしているのを読んだり写真を見たりすると、どの子も可愛くて自分の子供達の小さかった頃も思い出して癒されます。だから、そういうひとりよがりな書き込みをする人がいるとがっかりです。「同じ穴の狢」って言葉で思い出したことがひとつ。以前にある障害児をお持ちのお母さんのブログを偶然見た時、高校野球の部員による不祥事が原因でその高校が甲子園出場が出来なくなったというニュースが巷を賑わせていた頃で、そのお母さん、「運動部で不祥事を起こすのはレギュラーになれない子。」というような書き込みをされていたのです。実は私の息子、運動神経に恵まれず、ずっと補欠、、、。でもね、そんな子ばっかりじゃないですよ。レギュラーでも悪い子もいるし、、。だから私の意見書き込みさせてもらいました。速攻記事が削除されましたが、知らない常連さんと思われる方が「(そのお母さんが)そんなこと言うはずがない!」と。現に言ってるんだから、、、。ブログで知り合ったり、子供さんを通じて仲良くなって、仲間意識があるのでしょうが後味が悪いと言うか、、、。そのうち私の書き込みも削除されていました(笑)。同病相哀れむと言いますが仲間だからおかしなことを言っても認めちゃうんですかね?馴れ合ってるって言うか、それこそ「同じ穴の狢」だな、、と。ダックさんのブログは違うと感じます。(蒸し返すようでゴメンナサイ)あのピーナッツ事件の時、きちんと意見を言う方が多くまたダックさんもそれを受け止めていたし、、潔かったですよ。長くなってしまいましたが、いつも楽しみにしています。人を否定するようなコメントを出す人は、やっぱりその人自身が満たされていないのだと思います。

投稿者 みせす・ぱんぷきん : 2006年07月05日 01:02

ブログで知り合ったり、子供さんを通じて仲良くなって、仲間意識があるのでしょうが、、、。同病相哀れむと言いますが仲間だからおかしなことを言っても認めちゃうんですかね?馴れ合ってるって言うか、それこそ「同じ穴の狢」だな

って書いてて、でも、ダックさんのブログは違うと思います。って、どういう回路をたどるとこういう結論になるんだ?

結局ここに何書いたって、ダウン症持ってるこの母親はえらい、正しい、障害児を持っていても幸せだ、不幸だなんて決めつけないで、って結論になるんだね。変な宗教みたいでおっかないね。

投稿者 まりな : 2006年07月05日 01:40

★みせす・ぱんぷきんさん
ピーナッツ事件!!
はい、あれは勉強になりました。
相手の方の言い分に、筋の通ったものがあれば、私は認め、改めるという姿勢を大切にしています。
自分の物差しでしかものごとを見れない、というのは、とても損なことだと思いますしね。


インターネットというのは、文字だけの世界ですので、本来その人が持っている「内なる凶暴性」が露呈する場所です。ここで、強いことを書いておられる方は、リアルでは、とてもそんなことを書きそうもない、また言いそうもない方だと推察します。

投稿者 ダック : 2006年07月05日 13:19

こんにちは~!
ホント、色んな事言う人がいるもんですねー('∀`;;)
でも、ダックさんの「体験」こそが、人生において重要な意味を持っているというお考えに全くもって同感です!!!

我が子も障害持ち(ユータン)。そして、
彼女には双子の姉妹というとても身近な存在がいますが、
私も、最初は、この姉妹のそれぞれの将来について
色んな心配をしていたものでした。
それは、「分からない事」による恐怖でした。
でも、今となって私に言える事は、
決して障害を持っている事は不幸な事ではないし、
目に見える事が全てではないという事だと思います!!
実際、ユータンのお陰で、多くの優しさや愛情を感じられている毎日です。
モータンについても、
自らが、自然にユータンをサポートしようとしている姿に
生まれながらにして「思いやる」気持ちを学べる環境にある彼女は、
むしろ恵まれているのかもしれないとすら思わされています。
今は、モータンがユータンをサポートする側ですが、
将来的には、モータンが世の中のゴタゴタに疲れた時、
ユータンの存在こそがホッと癒してくれる存在となるのかもしれません。

確かに色んな考えの方がいて然り。
経験していない「分からない事」は、理解も出来ない事なのでしょう。
自分達は、貴重な経験させてもらえているんですね!
一番身近な子供という存在を通して・・・\(○^ω^○)/感謝ナリ

投稿者 mipo : 2006年07月06日 17:20

久しぶりです。私は同じ穴の狢と言われようとどうでもいいです。ただそういうことを言う人が子育てをしているのかな、と思うとその子の将来を心配します。そんなお母さんに育てられてかわいそう。ま、お母さんにとってはそんな同情もいらないんだと思いますが。

自分の子供を初めて抱いた時に感じる気持ちって経験するまではわからない。もちろん感動も何もない人もいるかもしれない。障害児を持つことも経験するまで、大変なこと、感動することはわからない。障害児を育ててるからえらいなんてどの親も思ってません。でも私の見えなかった世界を広げてくれた。障害児を持ってなくてもそんなことはわかってる人もいると思う。でも、私は知らなかった。どういう風に接するか、助けるか。。。だから自分の子供たちには優しい大人になってほしい。ネット上だからって平気で人を傷つけるような大人にはなってほしくない。もちろんどんな子供を育てるかも人の自由。幸せの価値観がこんなにも違う人がいるとは。人を傷つけても幸せな人もいるのね。

投稿者 Kaiママ : 2006年07月07日 13:13

はじめまして。最近、ここを知りました。
ダックさんのブログとても励まされます。。
私には娘が一人います。今、2番目の子がおなかにいます。
正直に書きますが、超高齢出産なので心配で。羊水検査ははじめから受けるつもりはなかったものの、怖かった。
でも、いろいろ調べたり、ダックさんのブログを読んでいるうちに、肝が据わってきたというか、何かが起こってもなんとかするしかない!という気持ちになってきました。
ダックさんのように、少しずつ、受け入れながら、成長しながら、母になっていけるんじゃないか、と思えるようになりました。勇気をもらいました。
さやちゃん、百合ちゃん本当に可愛いですね。そしてさやちゃんの小悪魔ぶりも、うちの子と同じです、、、(笑)

ひどいコメントを書かれている方へ。
あなた(たち?)は、ダックさんだけでなくここに来ている多くの方の心を傷つけていると思います。(私も傷つきました)
だいたい、言葉もひどいし言葉遣いもおかしいし。
「ダウン症の子供を持つ家族は、不幸じゃない」っていう結論がよほど気に入らないみたいですね。私も確かに、ダウン症の子をもつということがどういうことかなんて想像でしかわからないし、自分の中に偏見もあると思う。でも、すくなくともあなたのように、面と向かって人を傷つけるようなことはしません。人として最低だから。人のことをとやかく言う前に、人の痛みを思いやる想像力を身に付けた方がいいですよ。

投稿者 kusuko : 2006年07月14日 14:44

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